なぜ研修担当者は忙しいのか

研修運営

研修担当者が忙しい理由

研修担当者が忙しくなる理由は、単に社員研修を企画すれば終わりではないからです。企画にしても、例年通りに○○研修をやろう。というように毎年単純に繰り返し行っているだけではないのです。

企業の人材課題は世の中の状況によって変わるため、研修企画担当者は常に社内外にアンテナを張って情報収集をする必要があります。

研修企画の次には研修準備が始まります。講師と打ち合わせをし、会場を手配したりテキストを印刷したり、申し込みを受け付けて事前の課題を管理する、といった仕事が始まります。研修の種類や実施回数が増えれば単純に作業量が比例して増えることとなり、受講社員からのイレギュラーな質問なども発生してきます。 

 

本当に重要な仕事は?

 研修担当者の本当の仕事は、研修を受けた社員がそれぞれの現場において、学んだことを生かして仕事が行えるように配慮することです。現場でいかに学んだことを実行してもらえるようになるのかをサポートする必要があります。アンケートをとったり気づきを得たことをヒアリングするなど、地道な作業が必要となります。

また研修運営中にも、研修事務局は講師がどのような講義を行っているのか、それを聞いている社員がそれを理解しているのかどうかをチェックすることが必要です。

準備さえ整えておけば、後は任せられるというわけではないのです。

時には、社員がもっと理解を深めるためにどのように講義を進めれば良いのかなどを講師にアドバイスすることも必要になります。

つまり講習による成果の責任を講師に求めるのではなく、研修事務局でも持つという意識が必要です。

また、受講者からの意見をきちんと拾うことも大切です。より効果的な講習とするためには、社内が一丸となって取り組むことが必要となります。研修担当者にはそのような架け橋となる責任があるために、見えないところでかなり忙しくなるというわけです。 

 

手が回らない時には外部のリソース活用を検討

研修事務局は間接部門に位置づけられるため社内のリソースが十分でない会社が多くあります。本当に社員でなければできない業務以外は外部の専門会社に委託するという方法も研修の質を高める上で一つの選択肢になります。