研修運営のチェックポイント

研修運営

社員研修の担当者は、研修当日までに多くの準備作業を終わらせなければなりません。
研修当日に不手際が無いように、参加者が集中して研修を受けられる環境を整えることが一番の仕事になります。
 

ここでは研修プログラムが決まっているとして、事前準備で最低限必要な内容をチェックしたいと思います。 

1.研修会場の手配(※外部会場の場合)

まずは実施するための会場を手配しましょう。
会場選定のポイントは「費用」と「グレード感」です。予算内に収めることはもちろんですが、会場の雰囲気によって参加者の集中度やモチベーションが変わるという声もよく聞きます。
また、スクリーンやホワイトボードが見えにくい、会場が暑い、などの環境は参加者にかなりのストレスを与えることになります。外部会場であれば事前に見学してから申し込むようにしてください。

 

2.講師依頼

社員が講師となる場合や外部の講師を招聘する場合などはスケジュールを確保していただくために早めに連絡をします。
手紙やメールで依頼文を送る際の文例を記載します。
 

前文    定型の挨拶文「拝啓 時下ますますご清栄のことと~」
本文1   なぜ研修を依頼するのか理由を書きます「(著書、セミナーを拝聴し~)」
本文2   講義していただきたい研修内容を書きます。
末文    この後の連絡について書きます「○日までにご連絡を~」
研修概要  「記」 日程/場所/参加人数/謝礼 など 

 

3.研修参加者への連絡

対象の社員(または部門長)へ研修案内をします。
研修は社員から嫌がられる傾向が強いです。「忙しい」「必要ない」「なぜ自分がやらなければならないのか」といった反発を受けることが多くあります。研修は参加者の意識で有意義なものにも無意味なものにもなり得ます。参加者には「研修の目的・ゴール」を明確に伝えることが大切です。この研修を受けるとどうなるか、自分自身の仕事にどういった影響が出るのかをイメージできるように伝えましょう。
 

 

4.研修テキスト・使用備品の準備

テキストは講師分とオブザーバーなど予備分も含めて用意します。外部会場の場合は事前に発送して保管してくれる会場もあります。 

 

5.当日運営

  • ・マイクや映像機材の動作チェック
  • ・PCのスクリーンセーバー設定をOFFに
  • ・会場名の表記
  • ・受付用の参加者リスト
  • ・ホワイトボード、マーカー等の備品
  • ・テキスト、アンケート等の配布資料 

 研修会場でチェックできるように一覧表を作っておくとよいでしょう。 

 

6.事後業務

研修は参加しただけでは意味がありません。
アンケートを集計し、プログラム内容の理解度チェックやその後の行動評価をすることが大切です。
また、アンケートにはプログラムについてだけではなく、運営についても意見を求めるとよいでしょう。仮に、「会場が分かりにくかった」「スクリーンが見えにくかった」というような意見があれば、次回はそれらを改善し、ストレスなく参加してもらえる環境を作るようにしましょう。