無形商材の見積り依頼で精度の高い見積りをもらうためには

業務アウトソーシング

新しい取り組みで自社にないリソースが必要であれば専門事業者へ見積りを依頼することがあると思います。電話や打ち合わせの時間が取れない、とりあえず予算を確保するために見積もりがほしい、というような状況であれば、簡単に見積りだけもらえるというサービスは便利で嬉しいものです。

有形の商材を取り扱う会社では同様のサービスを行っている会社も多くありますが、無形商材のサービスでは多くないかもしれません。

なぜ価格表示や無料見積りがあまり多くないかというと、無形の商材は基本的な料金の設定はあるものの、クライアントのご要望に応じて様々な提案をしてゆくため料金も変動することが多いので、一律で提示しにくいということが主な理由です。

「無料 概算見積りフォーム」では曖昧な見積りしか得られないのかというとそうではありません。 どのような情報を伝えるかによって、概算とはいえ、より精度の高い見積りをもらうことができます。  

見積り依頼のメリットは時間を掛けずに取得できること

 多くの事業者のHPでは、問合せフォームから簡単に見積り依頼を送ることができます。しかし、あまりにも内容の薄い依頼文であれば、対応を後回しにされたり、返事をもらえなかったりすることもあります。3日後までに見積りが欲しかったのに間に合わない、というようなことが 起こりかねませんし、情報量が少ないために「業務費 一式 ¥●●●」というような、非常にざっくりとした費用しか提示されず、結局本来の業務と掛け離れて見積り比較検討ができないということが起こってしまいます。 

見積り依頼は双方のメリットになるアクションであり、最大のメリットは、電話や打ち合わせの時間を掛けずに見積もりを取得できるということです。

依頼者はできるだけ制度の高い見積りをもらえるように情報を伝え、請負側は依頼業務の背景を読み取って見積もりを算出することが必要です。

 

無形商材の見積依頼は業務詳細を細かく数字で提示する

このような依頼メールを想定してみてください。


-------------
お世話になっております。
現在弊社では一部の業務についてアウトソーシングを検討しております。
貴社に委託した場合の費用をお見積ください。

・会員へのDM発送代行
・会員情報の更新作業
・問合せ電話対応

以上。

-------------

このような依頼文の場合は、あまり精度の高い見積りは提出できないと思います。まず、不明な業務が多すぎるため、結局お電話や打ち合わせの時間が必要になってしまいます。 無料見積り依頼の最大のメリットは時間を掛けずに見積もりを取得できるということですのでこれでは本末転倒です。

それではより精度の高い見積りを取得するにはどのような情報を伝えればよいでしょうか。

-------------
お世話になっております。
現在弊社ではコスト削減のために 一部業務のアウトソーシングを検討しております。
貴社に委託した場合の費用をお見積ください。

1万人の会員へのDM (はがき)発送代行
 →発送は1ヶ月に1度で、 デザインは弊社で行います。
・会員情報の更新作業
 →電話やメールで住所変更や登録番号忘れなどの問合せが 週に5件程度あります。
・問合せ電話対応
 →対応マニュアルあり。窓口は平日10:00~17:00。現在は専属2名のオペレーター(契約社員)が対応

以上。
-------------

このように具体的な数字でわかる情報を伝えることが重要です。
それにより、業務全体のボリュームが把握でき、慣れている事業者であればある程度の背景を想定した御見積を作成することができます。

この概算見積りの段階で数社の見積り比較を行い、予算と合いそうな事業者とは直接打ち合わせを行い業務提案をしてもらうという流れが、依頼側と請負側双方にとって有用な形であると言えます。

無料見積り依頼は気軽にできますが、情報を伝えないと逆に手間が掛かってしまうことがありますので、提示できる情報は細かく伝えることがその後の業務を進めるにあたって効率的です。