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施設管理の委託を行うメリットとは

2020.02.04

カテゴリ: 施設管理

 

施設管理はすべての業務を組織内で完結させるのではなく、業務内容や領域によっては専門企業に委託することが可能です。しかし、未だに多くの企業では、自前主義を貫くあまり、作業負担を増やし、人的リソースの不足によって不必要にコストを支払っているというケースも見受けられます。

 

 

今回の記事では、それらの問題の解消に寄与する施設管理の委託について、施設管理の委託が必要になった背景や、委託することで得られるメリットについて紹介します。

 

1.なぜ施設管理の委託が必要なのか?

施設管理の分野で委託が必要とされる背景には、施設自体の利便性や生産性の低下、施設のプロモーションやマネジメントが最適化できていないことが挙げられます。

企業の経営資源には、人材・資金・情報といった3点の要素に加え、物(有体物)が不可欠です。しかし組織の多くは、物(施設)を戦略的かつ総合的に活用することをせずマネジメントを行うため、資産の最適化が図られず、莫大なランニングコストを有する施設は、経営の足かせになっているケースが少なくはありません。

 

 

そうした経営状況を改善するために、施設管理の委託が不可欠です。

詳細なメリットについては以下で説明するものの、施設管理の委託を導入することで、施設自体を経営にとって最適な状態で維持・運営し、事業を支える基盤の一つとして構築することができます。

 

また、施設管理の業務委託については、以下の領域で導入することが可能です。

 

○戦略的分野におけるマネジメント分野

経営戦略に沿った資産管理や財務評価、生産性に関するマネジメントやコンサルティングを総合的な観点から追及する業務

 

○エンジニアリング分野

建物を快適かつ効率的に設計、運営することを目的とした業務

 

○各種サービス分野

施設の日々の運営に関わる清掃や巡回、防犯や防災設備などの管理を行う業務

 

2.施設管理を委託するメリット

施設管理の委託には、施設の維持や保全を行うという目的以外にも、様々なメリットが備わっています。ここでは施設管理を委託することによって得られるメリットを紹介します。

 

2-1. 経営資源をコア事業に注力できる

近年ビジネスを行う上で、喫緊の課題として挙げられる少子高齢化による労働力不足は、施設管理の業務にも悪影響を及ぼしています。人的リソースが不足する中では、施設の競争力や生産性の向上、優位性の確保ができないばかりか、企業のコア事業や経営課題に資源(ヒト・モノ・カネ)を集中させることも難しい状況と言えます。

しかし、施設管理を専門企業に委託することで、最適な施設のあり方を追及できるだけでなく、経営資源をコア事業に振り分けることができため、経営戦略の観点から施設管理の委託を活用することが可能です。

 

2-2. 効率的な経営を実現

施設管理に関わる一部または全ての業務を委託することで、経営体質の効率化や資産価値の維持または向上に寄与することができます。

従来の施設管理は、スクラップ&ビルドという考え方が浸透していて、いかに運用コストを削減するかにフォーカスしたマネジメントが主流とされてきました。

しかし近年では、委託することによって、マネジメント手法を改め、施設のパフォーマンスを最大化し、収益性の向上を図る経営手法へとシフトする傾向が見られています。

 

2-3. 持続可能な経営に着手できる

施設管理を委託することで、企業経営に求められる社会的責任(CSR)に関する取り組みや、環境活動に配慮した施策を導入した持続可能な経営に着手することができる点もメリットの一つに挙げられます。

近年世界的な潮流として、社会や環境に対応した施設管理が求められています。特に経営効率や収益性に敏感ではない日本企業では、保有する施設(建物)の多くに、社会及び環境問題の観点から問題視される建物が多く残っています。

これらの管理業務を委託することで、施設自体の省エネ化やエネルギー効率の最適化など、環境に配慮した経営をすることができます。

 

2-4. コスト削減

従来の施設管理では、施設の利便性や収益性が安定してないにもかかわらず、建物を維持・保全するだけで、莫大な人件費や固定費などのランニングコストが発生していました。

そのため、経営効率の観点からも、多くの企業で施設管理の業務は「コストの最小化」という視点での運営が重要視されているといった背景があります。

そうした経営が重視される環境下では、施設管理の委託は適しています。余分な人的コストを割くことなく、不要な業務を簡略化できるため、競合他社との競争力や優位性を保ったまま経営をすることが可能です。

 

3.まとめ

施設管理の委託は、単に運営業務を簡略化することやコスト削減に寄与するだけでなく、うまく経営に取り込むことで、組織全体の効率を高め、収益性を改善し、施設の価値を最大限に高めることにも結びつけることができます。

委託するメリットをしっかり理解して、自社施設への委託を導入することを検討してみてはいかがでしょうか。